低炭素建築という言葉は聞いたことはありますか?
地球の温暖化防止のため、建築からも炭素を排出しすぎないような国土をつくる目的で、つくられた制度です。平成24年に「都市低炭素化の促進に関する法律」という新しい法律もでき、2020年頃には標準的な新築住宅の仕様になるといわれています。
木造住宅の場合、主に断熱性能、設備関係の性能が求められ、環境への配慮がなされると同時に、建物の外皮を強化するので室内環境も安定し快適になります。
性能について語られてもピンとこないと思いますので、私の体験をお話します。
私が平成25年に設計で携わった住宅で低炭素建築の認定を取得しました。
外気の影響を受けにくいので、冬場は暖房の効きもよくとても暖かく、夏場も涼しかったです。冷暖房費も軽減され、外皮(屋根や外壁、一階床)の性能による体感への影響おおきさに驚かされました。
少ないエネルギーで快適な室内環境が維持される、本当に未来の家という感じがしました。
こんな話を聞くと、高いのでは?とお金の事が心配になるかもしれません。ひとつの例ですが、予定より3~5坪小さいお家にして、地球のために性能を上げてみてはいかかでしょうか?
また国が推進している制度なので、税金の控除等もあり、
これから新築をお考え方は、ぜひお勧めです。
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- 2015年01月23日 11:40 |
- 保障や性能など
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