コルビュジェが晩年、モナコで、
彼の最後の場所となった海が眺望できる場所に、
妻のために設計し建てた、といわれている。
ものつくり大学の学生が現地で、詳細まで実測してきて、
みんなで建てた原寸レプリカを体験させてもらいました。
とても素敵でした。
全ての「たてまえ」をとっぱらった、
心地よさだけを考えて設計されているようで、
まさに裸でいれる、おやじさんでいれる場所という感じがしました。
色々なことの考えをめぐらせていたのだなと想像できました。
たぶんとてもご機嫌で。
もしその日いやな事があってもすぐに忘れてしまうだろうな。
建築家が英気を養う空間は、
とても繊細な光や質感を体験できる世界をつくりだしているね。
いつか本物も訪ねたいな。
私たちの設計はこの時代から繋がっているんだなと、思う。

テーブルや椅子は計算されて、とても原始的でおおらかなデザイン。

コンパクトなトイレが身体的ですごくいい。自分で描いた絵画が落ち着く感があって楽しい。
スポンサーサイト
- 2015年02月18日 13:04 |
- 建築家
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
霜花咲く
Sgimobana on my eyes
- 2015年02月12日 11:02 |
- 四季 Shiki
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
お家を建てるとき、
どこに頼もうかと探している時、
「この設計者は素敵なお家を設計してくれるのかしら?」
「工事の技術力は信頼できるかしら?」
と思う段階はありませんか?
ひとつの方法として、実施設計図を見せてもらうといいかもしれません。
実施設計図は、正確な見積を取ったり、工事に使います。
設計者の間では図面は「手紙」と言われています。
相手に気持ちを伝えるための大切な「手紙」です。きちんとした手紙があれば、こうやって作って欲しいということが、きちんと伝わります。工事をする人は、手紙を見て、実際のものを作っていきます。
ある設計者は、お客さん、工事をする人の事をよく考えて、分かりやすく、スムーズで経済的、丈夫な建物ができ、とても美しい手紙を描く人です。詳細もていねいに、間違いなく伝わるよう一生懸命心を込めて描かれています。そんな設計者は普通に信頼できるのではないでしょうか?
なぜ私がそういうことを大切に考えるかというと
設計者の受け継がれている「姿勢」や「技術」、「文化」を退化させたくないからです。
- 2015年01月28日 09:35 |
- 住宅いろは
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
低炭素建築という言葉は聞いたことはありますか?
地球の温暖化防止のため、建築からも炭素を排出しすぎないような国土をつくる目的で、つくられた制度です。平成24年に「都市低炭素化の促進に関する法律」という新しい法律もでき、2020年頃には標準的な新築住宅の仕様になるといわれています。
木造住宅の場合、主に断熱性能、設備関係の性能が求められ、環境への配慮がなされると同時に、建物の外皮を強化するので室内環境も安定し快適になります。
性能について語られてもピンとこないと思いますので、私の体験をお話します。
私が平成25年に設計で携わった住宅で低炭素建築の認定を取得しました。
外気の影響を受けにくいので、冬場は暖房の効きもよくとても暖かく、夏場も涼しかったです。冷暖房費も軽減され、外皮(屋根や外壁、一階床)の性能による体感への影響おおきさに驚かされました。
少ないエネルギーで快適な室内環境が維持される、本当に未来の家という感じがしました。
こんな話を聞くと、高いのでは?とお金の事が心配になるかもしれません。ひとつの例ですが、予定より3~5坪小さいお家にして、地球のために性能を上げてみてはいかかでしょうか?
また国が推進している制度なので、税金の控除等もあり、
これから新築をお考え方は、ぜひお勧めです。
- 2015年01月23日 11:40 |
- 保障や性能など
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
設計事務所でお家の設計をお願いしたいけど、保証が不安?
と思っている方はいませんか?
全ての住宅の新築は保険に入ることが国の法律で義務づけられています。
「住宅瑕疵担保履行法」という法律によって定められていて、俗に「まもりすまい保険」といわれています。小さな設計事務所が選んだ工務店でもハウスメーカーのような大手でも関係なく、国土交通省が指定する住宅保証機構によって、完全な第三者機関の立場から同じように保証されるのです。
はじめてお家を立てる方は不安がいっぱい。ひとつづつつぶしていきましょう。
理想のお家を建てるお手伝いをします。
不安なことや疑問点は、思い込んだり、あきらめるまえに、積極的にお問い合わせください。
- 2015年01月22日 11:12 |
- 保障や性能など
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ぽちぶくろ
恒例のぽちぶくろづくり。
主人と共作で、ゆるい感じでつくりました。
和紙を買い忘れ、ワトソン紙に描いたら、
さすがに発色がよく色がはえてました。
たのしいよ。
恵みのある一年を
今年のモチーフ
稲:実り豊かでありますように
琵琶:縁起を運ぶ鳴りもの
羊;ことしの干支
作成現場
- 2015年01月10日 23:34 |
- 四季 Shiki
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
サムエル・マルシャークの森は生きている
自然は私たちに多くを与えてくれている。
自然に対して「ありがとう」と思う気持ちを忘れてはいけないな、
と思いました。
100年もまえにつくられた戯曲ですが、
今の人にも、子供にも伝わるように表現できるマルシャークはすごいです。
私も自然のサーキュレーションに寄り添い人の生活があり、
そういう事を感じれることは幸せだと思い、建築の設計をやっていますが、
こんな風に伝えることはでない。
こんな風にも伝えれたら素敵だな。
- 2015年01月09日 10:23 |
- 木や森や水
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
さんとめ木をいかす展 川越
12/12、12/13まだやってるよ。
私は「森の木を薪ストーブの薪にする」案を、
「もっと21世紀っぽいのにして」、っていわれちゃったけど。
薪がほしい方、遊びに行って問い合わせてみて!
かわいい木の家具やおもちゃ、テーブルウェアなど
自然の恵みを体験できます。なんかほっこり
http://www.santome.jp/k…/26yearkaihou/Kaihou60/Kaihou60.html
写真はグリーンスマイルさんより
- 2014年12月13日 10:35 |
- 木や森や水
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
紅葉を見に都民の森へ。
土着の木々や森のこと、
知るのにいい勉強ができるところです。

この黄色い紅葉が本当にきれい
- 2014年11月29日 18:44 |
- 木や森や水
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ベルリンのデビット・チッパーフィールドのレストラン。
彼のオフィスの中庭にある社員食堂を一般に開放している。
十数年ぶりにジャーマンフレンドとランチ。
インターナシャナルな雰囲気がAAスクース時代の様。
凄く賑わっていたのに、気が付いたらランチタイムはだいぶ過ぎてしまった。
この辺は、今はインテリジェントなお洒落なエリアへ変貌が進んでいる。
旧東と西に分断されていたストリートは、
東側は改修されて現代的に生まれ変わっている。
今だに工事をいたるところでしていて、
建物の外壁の劣化が激しいところは、当時の感じを表していて生々しい。
東時代はユダヤ人の女子校やアパートであったところは、
文化を残しつつお洒落なレストランやギャラリー等になって独特な歴史的な雰囲気を醸し出している。
地価も統一後はずっと上がって、住んでいた人々は別のエリアに移っているそう。
- 2014年10月19日 23:52 |
- ドイツの建築
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0